大腿筋膜張筋の活用 / 現代の鉄下駄

ブライアン四段のナイファンチでの膝蹴り

5月中旬。4月に非常事態宣言が出てから、怒涛の1ヶ月でした。何とか落ち着きましたが、一生覚えている1ヶ月でしょうね。

さて、この1ヶ月間も、 無想会的にはオンラインの懇親会(Zoom飲み会)があったり、5月のオンラインセミナーの準備があったり、怒涛のYouTube動画アップがあったりと、活発に活動を続けていました。最後にリンクを貼っておきます。

わたしの私的稽古も、無想会チャレンジを通じて重力落下への理解が深まったり、ナイファンチがましな動きになったり、地道に修行を続けています。その中でも、今日は、日常生活ではあまり聞き慣れない「大腿筋膜張筋」について書きたいと思います。
https://media.sciencephoto.com/image/f0024378/800wm/F0024378-Tensor_fasciae_latae.jpg


日常ではあまり聞きませんが、無想会的には頻出ワードの1つです。主に蹴り。前蹴りや、前回し蹴りのときの、武術的身体操作を行うときに活用する筋肉としてこの大腿筋膜張筋が出てきます。そして、ナイファンチを始めとした首里手の形で頻出する頭部への膝蹴りの際に重要な部位になります。この筋肉がインナーマッスルに属するかはわかりませんが、武術的な身体操作は、抹消の筋肉ではなく、より胴体に近い筋肉の活用が重要です。

去年沖縄のセミナーに参加した際に新垣師範に「どうやって鍛えればいいですか?」と聞いたところ、ジムの懸垂マシーンによく付いている肘を乗せて足をぶら下げるやつを使って、腿上げのようなことをやればよいということだったので、コロナ前はジムでそれをやっていました。コロナでジムが閉鎖されたので(涙)、どうしようかと思っていたところ、下画像にあるアンクルウエイトを付けることにしました(ナイキの1.13kg)。ゴールデンウイークを挟んで1ヶ月くらい外出時に付けていますが、これとてもいいです。ドラゴンボール世代は亀の甲羅のイメージで(笑)、脱いだときの膝蹴りのパワーが2割増しくらいになりました。大腰筋や、今回の大腿筋膜張筋を意識して、大腿四頭筋はあまり使わずに、歩いたり、(後ろに人がいないのを確認して)ナイファンチ立ちで膝蹴りするのがコツかと思います。



新型コロナウイルスでまだまだ大変な日が続きますが、自主練しながら頑張っていきましょう!

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■国際沖縄空手道無想会 最高師範・新垣清がおくる 沖縄武道空手の極意 オンラインセミナー2020年5月

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